Home 英国情報 Vol.15


UK 英国情報

‐DAKSテディベアキャンペーン‐

2011年4月29日にロンドンウェストミンスター寺院で執り行われたウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式は、世界各国で生中継され約20億人が視聴したと言われる今世紀最大のロイヤルウェディングとなりました。純白のドレスに包まれた美しいキャサリン妃と凛とした姿でリードしたウィリアム王子-世界中の人々に感動を与えた幸せそうなお二人の姿は記憶に新しいところです。

2012年も英国は、3回目の開催となる夏季ロンドンオリンピック、エリザベス女王の即位60周年を祝う『ダイアモンドジュビリー』祝賀式典と、歴史上においても重要となるイベントを迎え、世界中から注目を集める年となります。
英国ブランドのDAKSにとっても、今年はエリザベス女王より英国王室御用達認定書『ロイヤル・ウォラント』を授与され50周年を迎える記念すべき年でもあります。
 
今回の英国情報では、今年の英国ビッグイベントの一つである『ダイアモンドジュビリー』祝賀式典の概要と関連するイベント、そしてDAKSの春夏ロイヤルコレクションについてご紹介致します。

『ダイアモンドジュビリー』祝賀式典

エリザベス女王は1952年に25歳の若さで即位し、85歳となる現在に至るまで精力的に公務をこなし、英国民からの好感度も非常に高く王室メンバーの中でも絶大なる存在感があります。その女王の即位60周年を祝う『ダイアモンドジュビリー』祝賀式典とは、主に6月2日(土)から6月5日(火)までの『Central Weekend』と呼ばれる4日間に亘り行われる一連のイベントのことを指します。4日(月)、5日(火)はバンクホリデー(祝日)となり、イギリス全国民を挙げてエリザベス女王の即位60周年をお祝いするムードとなります。

公式ダイヤモンドジュビリーエンブレム
6歳から14歳までの子供達にデザイン
コンテンストを開催し決定した公式エンブレム

6月2日(土)の式典初日は、競馬好きで知られるエリザベス女王の『エプソムダービー』観戦から始まります。
イギリスにおいて競馬の歴史は古く、英国王室主催の競馬イベント『ROYAL ASCOT(ロイヤル・アスコット)』で帽子を着用したフォーマルスタイルで観戦する紳士・淑女のイメージから連想されるとおり、競馬は上流階級者のみが参加できるイベントとして敷居の高いイメージがあります。『エプソムダービー』はイギリスのクラシック三冠の一つであり伝統的なG1競馬レースで、当日はラフな格好の方から華やかに着飾った方まで、数多くの方達が伝統の一戦を観戦します。


2011年エプソムダービーの様子


華やかに着飾ったエプソムダービーの観客

2日目の6月3日(日)には、ユニオンジャックなどで特別な装飾が施された大小様々の船、約1,000隻がロンドン中心部のテムズ川を下る盛大な水上のお祭り『テムズ ダイヤモンドジュビリー ページェント(テムズ河船舶ショー)』が開催される予定です。航路はロンドン南部のパットニーからロンドン塔までとされており、女王も王室専用の船に乗り、これらの船を率いることになります。音楽が流れ、花火も打ちあがる中、艶やかな衣装に着飾った訪問客や世界各国から集まった舟がダイアモンドジュビリーをお祝いします。

また3日(日)には『ビッグランチ』のダイアモンドジュビリー版『ビッグジュビリーランチ』が開催されます。2009年よりスタートした『ビッグランチ』は地域の活性化・コミュニティーの再生を目的とし、近隣の人々を招いた地域でのランチ・パーティの開催を呼びかけるものです。昨年のビッグランチでは百万人を超える方々が参加しましたが、今年のジュビリービッグランチは英国を訪問する世界各国の人々とイギリス国民が一緒にランチを囲む『Biggest Lunch』となりそうです。

テムズ河



2011年のBIG LUNCHの様子

2011年のBIG LUNCHの様子


3日目の6月4日(月)のイベントは『ダイアモンドジュビリービーコン(かがり火)』。英国・チャネル諸島・マン島・英連邦諸国の各地で、計2012のかがり火(beacon)が灯されます。

英国のかがり火(beacon)の歴史は長く、数百年に亘りコミュニケーションの手段として使われてきました。現在ではかがり火を実用的な連絡手段としては使用していませんが、街を越え国を超えて灯りをつなぐ姿は、『人々のつながり』のシンボルとされています。
歴史的にも重要なイベントの際に灯され、近年では2002年のエリザベス女王のゴールデンジュビリーや、昨年のロイヤル・ウェディングの際にもかがり灯がともされました。

2002年Golden Jubileeの際のかがり火


また同日には、BBCが主催する無料コンサートがバッキンガム宮殿で行われ、英国及び英国連邦を代表する有名なミュージシャンが多数出演します。10,000枚のチケットが抽選により提供されることになっており、エリザベス女王、エジンバラ公をはじめロイヤルファミリーメンバーも出席される予定です。もちろんBBCによるテレビ中継も行なわれる予定で国民が楽しみにするイベントの一つでしょう。
 
『Central Weekend』最終日の6月5日(火)は、エリザベス女王が他のロイヤルファミリーメンバーとともにセント・ポール大聖堂の礼拝にご出席されます。昨年のロイヤルウェディングを思い出す馬車によるパレードも行われる予定で、4日間の公式祝賀行事の最後を華やかに締めくくります。

上述の公式イベントに加え、期間最終日の6月5日(火)には、キュナード社が所有する豪華クルーズ客船『クイーン・メリー2』『クイーン・ヴィクトリア』『クイーン・エリザベス』の3隻がサウサンプトン港に一同に集まる祝賀イベントもございます。
 
キュナード社は創業170余年の、世界でも最も歴史があり著名な船会社の一つです。創業時から現在までヨーロッパとアメリカを結ぶオーシャンライナー(大西洋横断定期客船)として運行し、航空機が登場し大西洋を横断する客船が少なくなるなか運行を続け、レジャークルーズ時代のさきがけを作りました。キュナード社は現在、豪華客船3隻を所有し世界の港を回っています。
祝賀式典に集うキュナード社の3隻は、いずれも大型客船。『クイーン・ヴィクトリア』・『クイーン・エリザベス』はどちらも全長が約300メートルあり、『クイーン・メリー2』に至っては全長約350メートル、高さはビル23階分に相当し、乗船可能人数も乗務員を含め約4,000人程と巨大な豪華客船です。


クイーン・メリー2

クイーン・メリー2

世界中を航海し優雅な海の旅を提供してきた3隻のうち、『クイーン・メリー2』が3月18日(日)に大阪港・3月20日(火)に長崎港にそれぞれ寄港します。
当客船は2012年の1月10日(火)にイギリスのサウサンプトン港を出港、大西洋の諸島を巡った後にケープタウンへ向かいます。その後インド洋を抜けオーストラリアからラバウル、サイパンを経て、3月には日本に寄港、太平洋を西に戻り中国、東南アジア諸国・インドを巡りサウサンプトン港に戻る予定です。
 
ワールドクルーズを支える巨大豪華客船は、エンターテイメントそのもの。レストラン・バーラウンジ・高級ブランドショップは勿論のこと、その他にもカジノ・ダンスホール・シアターやプラネタリウム、そして図書館と、長旅を優雅に楽しむ為の施設を完備しています。
最新のエンターテイメント設備を持った豪華客船ですが、伝統ある英国の船会社らしく、レストランの利用に際しては英国の伝統を重んじた『階級分け』スタイルでのサービスを提供しています。
船内で滞在しているお部屋によりご利用可能なレストランが異なってくるというもので、スタンダードルームにご滞在の方は『ブリタニアレストラン』を、スイートルームにご滞在の方は『プリンセス&クイーンズグリル』といった様に、利用出来る設備が限定されます。


イルミネーションズ

ロイヤル・コート・シアター

クイーンズ・グリル

クイーン・メリー2に乗船できる機会は、普段の生活では中々ございませんが、3月18日(日)にクイーン・メリー2が大阪港に寄港する時期に合わせ、リッツカールトン大阪『ザ・ロビーラウンジ(1F)』では、クイーン・メリー2の船内で出されるアフタヌーンティーメニューを再現し、期間限定(3月15日‐31日)でお客様に提供される予定です。是非この機会に英国の伝統的な習慣であるアフタヌーンティーをご堪能下さい。
 
ご紹介しました通り、2012年は公式・非公式を含め、ダイアモンドジュビリーをお祝いするイベントが数多く行われます。英国ブランドDAKSもエリザベス女王の即位60周年を記念する企画を現在進めており、今年の秋冬コレクションではダイアモンドジュビリー記念モチーフや記念チェック柄を使用した商品などを、お披露目する予定です。商品に関する詳細は今後当公式ホームページ内で随時ご紹介して参りますので、楽しみにお待ちください。


DAKS 2012春夏ロイヤルコレクション
また今年はDAKSがエリザベス女王よりロイヤル・ウォラントを授与され50周年を迎えます。半世紀に亘り厳しい審査を継続的にクリアしてきた歴史あるブランドとして、『ロイヤル・コレクション』を昨年の秋冬シーズンに引続き、2012年春夏も展開致します。
春夏ロイヤル・コレクションは希少価値の高い蚕を使用した『シルクジャケット』、そしてお客様のお好みに合わせオーダー頂ける『パターンオーダースラックス』等を企画致しました。
詳細は当ホームページに載せておりますので、是非この機会にご覧下さい。
【DAKSロイヤルコレクション 2012SPRING&SUMMER】

英国関連イベント情報

掲載の情報は2012年2月15日現在のものです。お出かけになる際は必ず最新の情報をご確認ください。

2012年度RHSJ集中講座『バラの文化と楽しみ』~世界のバラと英国人・日本人~

世界で最も愛されている花といえば、バラではないでしょうか。英国のガーデンでも、欠かすことのできない花のひとつといえるでしょう。なぜ人間はバラに惹かれ、バラにこだわってきたのでしょうか。その魅力について、さまざまな角度から掘り下げます。

初日最初の講座は、バラを実際に観賞し、香りを楽しみ、薬効として利用するなど、いにしえより人々がバラを生活の中に深く取り入れてきた歴史をひも解き、絵画などの美術品からその姿を浮かび上がらせます。
次講座では、英国人と日本人それぞれのバラへの思いや使い方の違いを英国人ガーデナーにお話いただき、初日の最後は、数々の新品種が世の中に送り出されるバラの育種とこれからの方向性についての講義となります。

2日目の初講は、イングリッシュ・ローズの誕生と日本での育て方、様々な品種誕生のいきさつや命名など、バラに関する物語をお聞きいただきます。その後の講座にて、実際にバラを植栽する際に参考になる、バラを使った庭のデザインについてガーデンデザイナーに語って頂きます。最後の講座では、バラの大きな魅力のひとつである香りに関して、その特徴や利用について学んで頂いた後、実際に香り成分をご体験いただけます。

第一線で活躍中の講師をお招きする本講座、ロザリアンだけでなく、これからバラを育てようとお考えの方も、ぜひご受講ください。バラのある暮らしがより豊かになることでしょう!
◎日時:
2012年3月30日(金)/2012年3月31日(土)
◎会場:
研究社英語センター
◎住所:
東京都新宿区神楽坂1-2
◎料金:
全講座受講¥32,000(¥27,000)
単講座¥6,500(¥5,500)
※カッコ内はRHSJ会員価格



【英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)】
◎URL:
http://www.rhs-japan.org/
rhsj/rhsj_event_rhsj120330.html
◎住所:
東京都豊島区東池袋3-1-1
サンシャイン60 38階
◎電話番号:
03-3984-9690
◎運営時間:
9:30~17:30(定休日:土日祝)

セント・パトリックス・デイ・パレード

アイルランド文化の紹介や、日本とアイルランドの文化交流の促進を図り活動しているIRISH NETWORK JAPANが、今年20回目となる『セント・パトリックス・デイ・パレード東京』を開催致します。

アイルランドでは本国にキリスト教を布教させた『聖パトリック』の命日である3月17日を、その功績を称え『セント・パトリックス・デイ』としました。現在アイルランド国民の90%以上がカトリック教徒であり、彼の布教により現在のアイルランドの宗教像があるといっても過言ではないでしょう。
アイルランドではこの祝祭日を、国を挙げてお祝いします。

現在では『セント・パトリックス・デイ』の輪が世界中に広まり、アメリカではアイルランド系アメリカ人をはじめ多くの人々が盛大なお祭りやパレードを行います。アイルランドのシンボルカラーである『希望・自然・春の訪れ』を表す緑色を身にまとい、この祝日をお祝いします。

原宿・表参道でのパレード参加者は約1,500人、見物客は約5万人を超すアジア最大のアイリッシュイベントとなっています。東京だけでなく横浜・名古屋・熊本など全国各地でも開催されています。是非この機会に、イベントを見てみてください。
◎日時:
2012年3月18日(日) ※雨天決行(日程は東京パレード。
その他各地のパレードは下記サイトをご参照下さい)

◎場所:
原宿・表参道 (その他全国各地)
◎URL:
http://www.inj.or.jp/stpatrick.html
※その他詳細は【Irish Network Japan】までinfo2@inj.or.jp

<東京でのパレードの様子 INJ提供>


<ニューヨークでのパレードの様子>


<ダブリンでのパレードの様子>


Royal Crown Derby

英国老舗陶磁器ブランド ロイヤルクラウンダービー
ロイヤル・ウェディング記念コレクション発表

ロイヤルクラウンダービーは1750年にイングランドのダービー州で創業した、英国でもっとも歴史のある陶磁器ブランドの一つです。創業以来、その高い品質、確かな技術が英国王室より認められ、1775年に国王ジョージ三世より「クラウン」を、1890年にはビクトリア女王より「ロイヤル」の称号を授けられました。

これまでにも英国王室とゆかりの深い数々の記念作品を制作してきたロイヤルクラウンダービーは、2011年4月29日に執り行われたウィリアム王子とキャサリン妃のご結婚を祝し、 ロイヤル・ウェディング記念コレクションを発表いたしました。英国王室の歴史とともに歩んできた、ロイヤルクラウンダービーならではの珠玉のコレクションをぜひご堪能ください。ロイヤル・ウェディング記念コレクションの詳細ならびに取り扱い店舗情報に関する詳細は、ロイヤルクラウンダービーの日本公式ホームページをご覧下さい。

◎ロイヤルクラウンダービー 日本公式ホームページ
http://royalcrownderby.co.jp/

ウィリアム王子(W)とキャサリン妃(C)の
イニシャルが描かれたマグカップ

お二人のご結婚を祝うエンブレムが描かれた小皿


ピーター・マクドナルド:訪問者

色彩豊かな絵画空間に登場する大きな頭の不思議な人物は何者か?

イギリス在住の若手アーティストで世界が注目するピーター・マクドナルドによる、約1年にわたる長期プロジェクト型展覧会を実施しています。このプロジェクトは金沢21世紀美術館の2つの展示室を基点とし展開。
「長期インスタレーションルーム」では、「サロン」と題し、彼が2002年より描き続けている絵画を一堂に展示し、その作品世界に鑑賞者が出会うことで生まれる鑑賞者と作家の開かれた対話を仕掛けます。

「展示室13」では、ピーター・マクドナルドの絵画イメージが2次元から3次元へ、約17m四方の空間にダイナミックに展開します。若者たちとともに4月下旬より絵画制作に取り組み、完成後はその空間でディスコ、DJ、レクチャー、ワークショップなど様々なプログラムを展開いたします。

■サロンSalon <長期インスタレーションルーム、他>
◎展示期間: 2011年4月16日(土)~2012年3月20日(火・祝) 無料
◎開館時間: 午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)
◎展示内容: 絵画13点、ドローイング25点展示
 
■ディスコDisco <展示室13、他>
◎作品展示: 2011年9月17日(土)~2012年3月20日(火・祝)当日の特別展またはコレクション展の観覧券でご覧いただけます。

ピーター・マクドナルド≪パープル・サロン≫2004
アクリル・グワッシュ/カンヴァス H140×W200cm
Courtesy the artist and Kate MacGarry, London

ピーター・マクドナルド ≪ディスコ≫2009
アクリル・グワッシュ/カンヴァス H76×W100cm
Courtesy the artist and Kate MacGarry, London